2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは6試合が行われた。今日から女子V・レギュラーラウンドも残すところ3分の1となり、大詰めを迎えている。現在、2位の東レアローズはホームYMITアリーナで4位の久光スプリングスを迎えた。ファイナルステージ進出へお互い負けられない一戦となった。
東レは序盤から石川真佑、野呂加南子のスパイクで15-11とリードする。久光も荒木彩花のスパイク、サーブで崩すと流れに乗り、ファンヘッケ・リセ、濱松明日香のスパイクで18-20とする。しかし、東レ石川のサービスエースが決まりセットポイントを握ると、最後はヤナ・クランのスパイクが決まり25-21で第1セットを先取する。
第2セット、序盤は一進一退の攻防が続くが、西村弥菜美の安定したレシーブから攻撃の流れを作り、石井優希の2本連続バックアタックが決まり7-5とリードする。しかし東レは、関菜々巳のツーアタック、石川のスパイクが決まり12-10と逆転。久光は途中出場の長岡望悠のスパイクで17-17と追いつくが、東レは要所でクラン、野呂のコースを狙ったスパイクで得点を重ね、最後は3連続で石川のスパイクが決まり27-25と第2セットも東レが連取する。
第3セット、東レは勢いそのまま序盤から関が多彩なコンビバレーで相手ブロッカーに的を絞らせないゲーム展開を繰り広げ、リードを奪う。久光も石井のスパイク、大竹里歩のブロックで20-21と必死に追い上げを見せる。しかし最後は東レ井上奈々朱のクイックが決まり25-23で取り、セットカウント3-0で東レが勝利を収めた。
この試合の結果、東レは連勝で17勝6敗、敗れた久光は連勝が5でストップとなり15勝8敗となった。明日は同じ会場で東レアローズ対JTマーヴェラス、久光スプリングス対岡山シーガルズの試合が行われる。東レは首位のJTとの対戦に向けて勢いづく勝利となった。敗れた久光は今日出た課題を修正して明日の試合に挑みたい。
2月18日(土) 東レ vs 久光
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