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2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは6試合が行われた。岩手県・紫波町総合体育館で行われたホーム・PFUブルーキャッツ対ヴィクトリーナ姫路の第2戦はホームのPFUが粘りあるプレーをみせストレートでの勝利となった。

昨日はフルセットの激戦となったこのカード、PFUは昨日途中から出場し勝利に貢献したアウトサイドヒッターの鍋谷友理枝、またセッターの島原玖南がスタメンで出場した。一方のヴィクトリーナ姫路は今週も大黒柱のセレステ・プラクを怪我で欠く中、昨日と同じメンバーでのスタートとなった。

第1セット、姫路は日本代表の宮部藍梨、また古市梨乃や田中咲希のアウトサイドヒッター陣を中心にサイドアウトを重ねる一方、PFUもベネズエラ出身アコスタ・ロスランディやベトナム出身ジャン・ ティタントゥイーらの力強いスパイクで点を重ねていく。セット終盤、PFUはセッター島原のサーブから鍋谷が3連続得点でブレイクするとその勢いのままPFUが連続得点を重ね第1セットを25-17で先取する。

第2セット、姫路は序盤に宮部の3連続得点などで一時期5点差をつけるが、中盤にアタックミスやサーブレシーブが乱され17-17の同点に追いつかれる。セット終盤PFUはジャンのアタックやブロックでリードを奪うとこのセットもPFUが25-20で連取する。

第3セット後がない姫路はこのセットも序盤から宮部や古市らのアタックで3-9と抜け出す。リードを奪われたPFUは昨日スタメンで出場したセッターの山下遥香、オポジットのバルデス・メリーサを途中で入れると、そこからはPFUペースとなる。リベロの林有美や志摩美古都らのディグからバルデスが決めて、23-23で追いつくと、姫路にアタックミスが出てPFUがリード、最後は同じく姫路の宮部のアタックがコート外に飛んでしまいPFUが2セット連続での大逆転でセットを奪い、3-0ストレートでの勝利を決める。

この試合の結果、PFUとしては来週のJT戦に向けて大きく弾みのつく2連勝、一方の姫路はチームとしては6連敗、またプラク不在の中セット終盤の試合運びに課題が残る試合となった。

試合終了後にはこの試合出場登録をもってVリーグ表彰基準である230試合出場を達成したPFU・鍋谷の記念セレモニーが行われた。鍋谷の両親も試合会場に駆けつけ花束贈呈や記念写真撮影を行った。鍋谷は「思うようにバレーボールができない苦しい時期もあったが、様々な方のサポートがあってここまで来ることができた。全ての皆様に感謝したい。」と締めくくった。

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1月29日(日) PFUブルーキャッツvsヴィクトリーナ姫路
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