2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは4試合が行われた。現在、2位の埼玉上尾メディックスはホームの深谷市総合体育館で首位の東レアローズと対戦した。

序盤、埼玉上尾は佐藤優花のフェイントやロゾ・サラ（セルビア）のサービスエースで15-11とリードする。東レは石川真佑、ヤナ・クラン（スロバキア）のスパイクで得点していき、小川愛里奈のブロードで21-21と同点に追いつく。しかし、最後はヤナのスパイクがアウトになり23-25で落とす。

第2セット、埼玉上尾はサンティアゴ・アライジャダフニ（フィリピン）のクイックやブロックで得点するが東レの石川がスパイクで3連続得点していき14-10とリードする。埼玉上尾も内瀬戸真実、佐藤のスパイクなど5連続得点で追い上げ15-15と同点に追いつく。しかし、東レも途中交代の黒後愛のスパイクなどで引き離し25-21で取り返しセットカウント1-1とする。

第3セット、序盤から互いに譲らず一進一退の攻防を繰り広げるが埼玉上尾はロゾのサービスエースなど4連続得点で14-12とリードに成功。東レも2枚替えなどで流れを変えようとするがミスが目立つ。一方の埼玉上尾は青柳京古の2連続ブロックなど6連続得点で流れを掴み25-18と取りセットカウント2-1とする。第４セットは25-21で東レが取り返し勝負はファイナルセットへ。

第5セット、埼玉上尾は内瀬戸のスパイクやブロックを利用したフェイントで得点していくが、東レも小川のブロードで得点していく。しかし、埼玉上尾の青柳が相手スパイクを好レシーブすると仁井田桃子が決めきり8-6と2点差にする。終盤には岩崎こよみが東レの石川をブロックしてマッチポイントを握ると最後はロゾが決め切り15-12で取りセットカウント3-2で勝利した。

この試合の結果、敗れた東レは26勝7敗、埼玉上尾は24勝8敗でV・レギュラーラウンド2位を確定させた。

3月25日(土) 埼玉上尾vs東レ
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