2022-23V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは6試合が行われた。愛知県・西尾市総合体育館で行われた久光スプリングス対JTマーヴェラスの試合は事前の予想に反しストレートでの決着が着く展開となった。
JTは昨日に引き続きも西川有喜をミドルブロッカーのスタメンとして起用する。第1セット、JTはセッターの籾井あきが西川へ積極的に上げ、攻撃のリズムを作る。久光もライトからベルギー出身のファンヘッケ・リセの強打で確実にサイドアウトを取る。終盤まで互いにリードを譲らずデュースにもつれ込むも、最後は久光ファンヘッケのサーブが相手レシーブを崩し、ミドルブロッカーの濱松明日香がライトからブロックを打ち抜き29-27で第1セットを奪った。
第2セット、終盤までサイドアウトの攻防となり、目の離せない展開となる。20点が過ぎ、久光の濱松がブロックを決めると流れが一気に傾き、続く荒木彩花、ファンヘッケのサービスエースで25-21として久光がセットを連取した。
第3セット、久光の荒木がスパイク、サーブと躍動し序盤で大きくリードする。JTは途中出場のアメリカ出身ロウ・カースタにトスを集め健闘するも、久光の勢いを止めることができず、25-16で久光が第3セットも取り、3-0で勝利を収めた。
この試合の結果、久光はチームとしては8連勝で23勝9敗66ポイントとした一方、敗れたJTは22勝10敗64ポイントとなった。次週、久光は25日(土)にKUROBEアクアフェアリーズと、JTは26日(日)にトヨタ車体クインシーズとの一戦に挑む。他チームの同行次第ではあるが両チーム共に後1勝、1ポイントが大事となる。レギュラーラウンド最後の一戦を見逃すな!
3月19日(日) 久光 vs JT
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