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久光が激闘を制しファイナル4入りに大きな一勝!【V1女子:3月12日】

2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは5試合が行われた。兵庫県・神戸総合運動公園体育館で行われた久光スプリングス対埼玉上尾メディックスの試合は、どちらのチームも負けることができないファイナル4入りをかけたフルセットの激闘となった。

第1セット、埼玉上尾はセルビア出身のロゾ・サラの緩急をつけた攻撃とフィリピン出身、サンティアゴ・アライジャ・ダフニの高さのあるスパイクで15-5と大量にリードをする。一方久光は、途中から入ったベルギー出身、ファンヘッケ・リセが3本連続でスパイクを決めるも、25-16で埼玉上尾が先取した。

第2セット、スターティングメンバーをファンヘッケ、平山詩嫣に入れ替えた久光は、序盤から勢いにのる。対する埼玉上尾は、内瀬戸真実、山岸あかねが粘りのレシーブを見せ、長いラリーをものにするが、25-23で久光がセットを取り返す。

第3セット、埼玉上尾は佐藤優花とロゾの両エースがスパイクを決め、6連続得点をするなど序盤から点差を広げる。久光は、石井優希、ファンヘッケの力強い攻撃で24-24と追いつきデュースとするも、最後は山岸のディグからロゾが決め埼玉上尾が29-27でこのセットを制した。

第4セットに入ると、埼玉上尾は青柳京古の速攻で流れを掴むが、久光は栄絵里香の巧みなトスワークから多彩な攻撃を繰り広げ、一進一退の攻防となる。このセットは25-22で久光が取り、試合はフルセットとなる。

第5セットに入っても、両者一歩も引かず点を取り合い、この日一番の盛り上がりを見せる。久光の中島咲愛がスパイクを決めると、埼玉上尾の佐藤、ロゾも得点を重ね、デュースにもつれ込む。互いにシーソーゲームが続くが最後は久光の石井がブロックを利用したアタックを決め、22-20で久光が大接戦を勝利した。

この試合の結果、久光はチームとしては6連勝で21勝9敗とした一方、敗れた埼玉上尾は21勝8敗となった。次週、埼玉上尾は3月16日(木)17時より本日トヨタ車体を破り勢いに乗るKUROBEアクアフェアリーズとの一戦に挑む。どちらのチームも負けられない一戦から目が離せない。

3月12日(日) 久光 vs 埼玉上尾
この試合の見逃し配信を見る → https://vtv.easysports.jp/video/32934