2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MENは5試合が行われた。現在、5位の東レアローズは、ホームのこのはなアリーナで9位の大分三好ヴァイセアドラーとの一戦を迎えた。東レは先週10位のVC長野に手痛い敗戦を喫したが、今日は課題を修正してきた形となった。

序盤から中盤まで取ったら取り返すシーソーゲームを繰り広げる。東レは16-15の場面から富田将馬のブロックで流れに乗り、パダル・クリスティアン、米山裕太のスパイクが決まり24-21とセットポイントを握る。しかしそこから大分三好は、藤原奨太のサービスエースと相手のミスで24-24の同点に追いつくと、相手の強打を何度も拾って粘り古賀健太のバックアタック、ブロックで得点していき最後は山田滉太のバックアタックが決まり逆転で大分三好が29-27で先取する。

第２セット、東レは西本圭吾が相手エース古賀をブロックし12-11と一歩リードする。米山のサーブで相手を崩して富田がスパイクを決め16-13とリードを広げる。大分三好は滞空力ある山田のスパイクや古賀のスパイクで19-19と同点に追い上げを見せる。しかし、東レのパダル、西本の連続ブロックで22-19とまた引き離す。大分三好も古賀の連続得点でまたもデュースに持ち込むが、最後はバックアタックがアウトになり27-25で東レが取り返しセットカウント1-1と振り出しに戻す。

第３セット、東レはパダル、難波尭弘のスパイクで12-8とリードする。大分三好はサーブが入らず、逆にサーブで崩され自分たちの攻撃パターンを作ることができず連続得点を許してしまい25-18でこのセットも東レが連取する。

第4セット、後がなくなった大分三好は古賀にボールを集め必死に食らいつく。しかし東レも富田のスパイクで得点を重ね12-9と前半を折り返す。中盤には難波のサービスエースも飛び出しパダルのブロック、スパイクで18-13とリードを広げる。大分三好も流れを変えようとカンタパット・クンミーを投入するが点数差を縮めることができず25-17で東レが取り、セットカウント3-1で勝利した。

勝利した東レアローズは19勝10敗、敗れた大分三好は4勝25敗となった。

３月4日(土) 東レ vs 大分三好
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