2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは6試合が行われた。現在、4位の久光スプリングスは９位のPFUブルーキャッツと対戦。今季これまでの対戦は１勝１敗と互角の戦いをしている両チームだったが、久光が前週のNECレッドロケッツ戦でフルセット勝利した勢いがそのまま出る形となった。

序盤、PFUはアコスタ・ロスランディ、久光はファンヘッケ・リセと両外国籍選手にボールを集め、中盤まで一進一退の攻防を繰り広げる。PFUは細沼綾、志摩美古都の連続ブロックで20-17とリードすると、そのまま相手を寄せ付けず25-21と先取する。

第２セット、久光の栄絵里香が多彩なトスワークを見せ9-2と相手を突き放す。PFUもジャン・ティタントゥイーのブロックなど5連続得点で9-11と逆転する。しかし、久光はファンヘッケ、荒木彩花のブロックで流れを作り25-17で取り返しセットカウントを1-1とする。続く、第３セットも久光が中島咲愛のコースを狙ったプッシュやブロックアウトなど巧なスパイク技術と石井優希の4連続得点などでリードしたまま25-20と連取する。

第4セット、後がなくなったPFUは細沼のブロックから鍋谷友理枝の連続得点で8-5と先にリードする。一方の久光は中島のスパイクで追い上げ12-12と同点にすると14-14の場面から交代で入った長岡望悠スパイクなどで16-14逆転に成功。PFUの終盤のミスから久光が確実に得点を重ねていき25-18で取りセットカウント3-1で勝利した。

この試合の結果、敗れたPFUは10勝17敗、久光は３連勝で18勝9敗となりファイナル4進出へ大きな一勝となった。

３月4日(土) 久光 vs PFU
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